2008年3月29日土曜日

ボタンだらけのバンドネオン


「炎のように」「魂のバンドネオン MiNE SAGAWA」


佐川峯さん愛用のバンドネオン。
こんなに多いボタンが両側につけられ、一つの音を出すのに二つとか三つとかのボタンを押さえ、ジャバラを伸ばす時と縮める時とで違う音が出るそうです。
パソコンのwordでも打ち間違えばかりなのに・・・と、感心&気が遠くなりそう。
佐川峯さんのステージでのお話だと「こんな楽器を作った人は一体どんな思考をする人だったのかと思います。複雑すぎてバンドネオンを途中であきらめた人がいましたよ」と。
そんなバンドネオンと16才からずーっと一緒の佐川峯さん。
心身共に元気で若々しくなくては付き合いきれない楽器だし、楽器と奏者が互いに良い刺激を与え合っているのではと想像しています。

2008年3月28日金曜日

2008年最初のコンサート


「炎のように」「魂のバンドネオン MiNE SAGAWA」
ヴァイオリンの上野眞樹さんのコンサートにトリオ・ロス・エンバハドーレスが賛助出演された2月8日が2008年最初の佐川峯さんの演奏でした。
教会が会場で音楽に全く詳しくない私にとっては音響効果が良く、壇上で演奏される佐川峯さんとバンドネオンの動きを見上げる形だったのが新鮮でした。
会場の後のドアからバンドネオン片手に颯爽と登場された佐川峯さんに来場者がどよめきました。
ホントに「米寿?」、のささやきが聞こえてくるようでした。
一曲目が終わったときの拍手、感動・・・でしたねー。

佐川峯さんのファン・サイト掲載の案内カード



「炎のように」「魂のバンドネオン MiNE SAGAWA」

2008年3月15日のトリオ・ロス・エンバハドーレス(タンゴの使節)演奏会でもらった案内カードです。
写真は2008年最初の演奏会でのリハーサル中の佐川峯さんです。
来年はアルゼンチン→日本(東京→神戸→博多→広島)でコンサート・ツアー。
アルゼンチンの一流タンゴ演奏家から友情出演の申し出もきているとか。
これこそタンゴ、これこそバンドネオン・・・という演奏を多くの人たちに聴いていただきたいというのが一ファンの願い。

バンドネオンでジャズ演奏


「炎のように」「魂のバンドネオン MiNE SAGAWA」
3月15日のコンサートではトリオ・ロス・エンバハドーレス(ヴァイオリン上野眞樹さん、ピアノ伊藤智恵さん)の演奏のあと、会場にいらした女性ジャズ・ピアニストに佐川峯さんが声をかけられ、ジャズ・ピアノのソロを聴かせてもらいました。
そのあとで、バンドネオンで演奏する人はほとんどいないと聞いているジャズの曲(相当長い)を佐川峯さんがソロ演奏されました。
バンドネオンがこれ以上伸びないところまで引き伸ばされたり、小さく縮められたり観ているだけでも圧巻でした。5−6名編成で聞き慣れたジャズの曲がバンドネオン一台とは思えぬ演奏、素晴らしかったです。
そういえば2003年9月新宿の朝日生命ホールでの演奏会でジャズ曲「ブルー・プレリュード」をソロで弾かれたのを聴いた人が「心拍数が上昇」「 シビれてしまった」との感想を書かれていたブログを読んだことがあります。 (3月15日のジャズ、「ブルー・プレリュード」だったのかも)
バンドネオンのジャズ、これからも聴ける機会がありますように。